食あたり

(あまり綺麗な話ではありません)

美容院に行きました。

根元までしっかり染められるよう、カラー×カット×トリートメントのセットです。

予約は13時からだったので、自宅で軽くお昼を済ませてから行ったのですが、

施術中、食あたりによる腹痛発生。

また、今回に限ってスタイリストを指名しておらず、担当者が男性で、初対面、

なかなか気軽に話が進まないタイプ。

食あたりだと、だんだん腹痛が酷くなって、最終的にお腹の中の物、全部

出さないと、この苦しみから逃れられないのだけど、

カラー剤を付けてもらってるこの瞬間に・・・言い出せない。

カラー剤が毛根に染みて寒気がする!やめて〜お腹に響くから〜〜!

が、言い出せたところで簡単には済みそうに無い「トイレに行かせてください」の重い衝撃の一言を言い出せぬまま、

公共機関でお腹が痛くなると、焦りからパニックになり、貧血を起こしてしまう私は、

案の定、やがて血の気がひいていき、

ようやく言葉にして告げた際には、目の前が灰色の靄に覆われて座っていてもグッタリ、

言葉も出せぬ有様。

岸に打ち上げられてぴくぴく痙攣しながら息絶える寸前の魚を思い浮かべていただけますか、そんな感じです。

してスタッフ3人くらいに囲まれて他のお客さんにまで心配される始末に。

どえらい事です。

どうにか「気持ち悪いので、トイレに行かせてください」と喉の奥から絞り出せたものの、足取りがおぼつかず、スタッフさんが気を利かして閉めてくれたトイレのドアに

思い切り自分の左手の指をめきっと挟み込み、

まさかの流血事件発生。

しかし指の出血より腹の激痛の方が上回る。

トイレに入った瞬間から、パニックが収まって目の前の靄は晴れたものの、

その後もスタッフさんに「大丈夫ですか?また気分が悪くなったらすぐ言ってくださいね」「空調が暑すぎましたか?」と心配されたり、女性のスタッフさんに手の指に絆創膏を巻いてもらったりと、

心配され、恥ずかしい事この上無い地獄の時間。

穴があったら入りたい、いや、穴の代わりにまたトイレに入りたい。

言えない。

食あたりの原因が昼に食べたカップヌードルシーフードだなんて・・・。

カップヌードルシーフードをよく噛んで食べなかったから、胃腸の弱い私には

消化が重すぎて食あたりを起こしたなんて言えない・・・。

しかもこの歳で休日に自炊せずに昼ご飯にカップヌードル食べてるっていうのも、

無駄なプライドが邪魔をして言えない。

男性の担当さんが、ブローしながら

「髪、巻きますか〜?」と聞いてくれたんですが、うまく聞き取れなかった私は頷いてしまい、ヘアアイロンで綺麗に巻いてくださったんですが、帰りがけに、

「じゃあ、今日は家でゆっくり休んでくださいね」

と言われました。

青年よ・・・これから私が直帰してトイレに籠る事を知った上で、

アイロンで髪を巻いてくれたのか・・・

いい奴だな・・・。

意外と良い青年に、最後は「昼に食べたカップヌードルが原因で食あたりを起こしました」と白状しましたが、鼻で笑われて「カップ麺で食あたり起こすなんて、賞味期限が切れてたんじゃないですか〜〜?」と言われました。

自宅に帰って空きカップを確認したら、賞味期限は今年の5月まででした。

心のダメージが・・でかい。

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