がん消滅の罠

岩木一麻著

第15回このミステリーがすごい!大賞受賞作。

う〜ん、これはあくまで小説だからと、自分に言い聞かせつつ、背筋が凍りそうだった。

だって、著者は、国立がん研究センターで、研究に従事された過去がある作家。

現代の日本では、二人に一人が、生涯で一度は癌にり患するとか。

この小説では、医師が、がんを起こしたり、転移させたり、寛解完治させたりする。

それも、患者の社会的価値を測って、患者それぞれの治療法を選ぶ。

命と引き換えに、医師が患者を恐喝するような場面も。

つまり、ベターな治療を受けたかったら、言うことを聞け!みたいなこと。

医学の進歩があるからこそ、やけに信ぴょう性があって、起こり得る、実際ありそうな話に感じられるのが怖かった。

抗がん剤のリスクやがん保険に絡め、かなり興味をそそる展開だった。

ーーー医師にはできず、医師でなければできず、

そしてどんな医師にも成し遂げられなかったことーーー

広告を非表示にする